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今回は古文・漢文の問題集・参考書を取り上げます。
学校の授業、教科書、副教材で基礎をつけることも可能です。
その点は誤解のないようにお願いします。
古文
単語
「マドンナ古文単語230」(学研)
「古文単語ゴロ565」(アルス工房)
古文単語については難関大学であってもセンター試験と大差ないレベルである場合がほとんどです。
何か一冊をやり、問題演習等で出てきた単語は専用補充ノート等を作りその都度補充していけばよいでしょう。
文法
「富井の古典文法をはじめからていねいに」(東進ブックス)
古典文法をあまり真剣に授業でやらなかった、基礎に抜けが大きい人向けの一冊。
解説がていねいで基礎の基礎から文法を学ぶのに適しています。
「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」(河合出版)
問題演習を通じて古典文法の基礎を身につけたい人向けの一冊。
基礎知識がコンパクトにまとまっており、基礎知識の確認用として用い、確認を終えたら本格的な問題演習に進めばよいです。
読解対策
「富井の古文読解をはじめからていねいに」(東進ブックス)
読解と古典常識の基礎の基礎を身につけるための一冊。
「古文入門 読解と演習23」(Z会出版)
問題数は少ないですが、文法・読解の基礎の確認を効率よく行いたい人におすすめの一冊。
本格的な問題演習に入る前に基礎の確認として用い、この後に本格的な問題演習に入っていけばよいです。
「読解古文問題集」(旺文社)
私大対策向けの一冊。
本文の隣に訳がつけられた解説であるため使いやすいという声が多いです。
記述対策
「得点奪取 古文 記述対策」(河合出版)
テーマ別に記述の方法論の解説のある第1部とそれを前提にさらに演習を第2部で重ねる形式の問題集。
これは記述対策の問題集です。
添削例も掲載されていますので独学者におすすめしています。
古典常識
「速読古典常識」(Z会出版)
和歌の技法も詳しく扱っている一冊。
ただし、古典常識に関しては授業や国語便覧、問題演習で古典の解説に触れている中で意識的に習得していけば特別参考書を使う必要はないという合格者も多くいますので、その点は各自考慮してください。
和歌の修辞法
「和歌の修辞法ー荻野文子の特攻マドンナ古文」(学研)
和歌の修辞法については難関私大等で頻出の学部もあります。
特に必要のない方もいます。
各自の志望大学の問題傾向にあわせて考慮してください。
漢文
句法
「漢文ヤマのヤマ」(学研)
解説が充実しています。
漢文について1からやる方にはおすすめの一冊です。
「ステップアップノート10漢文句形ドリルと演習」(河合出版)
上記ヤマのヤマに比し問題が充実しています。
他方、ヤマのヤマに比し解説が詳しくありません。
上記ヤマのヤマとの併用もしくは基礎知識はそこそこ自信があるが確認しておきたいという方におすすめします。
「漢文入門」(Z会出版)
これは句形から読解問題まで扱っており、これ一冊で段階的に実力をつけられるようになっています。
上記2冊よりレベルは上と思ってください。
記述対策・問題演習
「得点奪取 漢文記述対策」(河合出版)
古文編と同じく第1部は演習と記述の方法論の解説、第2部は演習と詳しい解説に加え採点基準、添削例がついており独学にもおすすめです。
「漢文道場」(Z会出版)
第1部から第3部まで順に文法・句法、基礎レベルの演習、国公立・私大対策問題を扱っています。
ただし、この演習に入る前に文法・句法は基礎が固まっていることが前提ですので、第1部は飛ばして使用している合格者が多いです。
「最強の漢文」(Z会出版)
漢文をここまでやるかは各自の計画と過去問の傾向次第です。
古文・漢文はしっかりとやっておけば得点現になりうるものです。
特に現代文が難解な大学・学部ではここで如何に得点するかが合格のポイントになります。
各大学の過去問のほかにセンター過去問も基礎固めにはよい問題集になります。
ことに漢文は難関大学であってもセンター過去問が解ければほぼ解けるという出題が多いです。
各自しっかり傾向と難易度は把握してください。
当然ですがこれ以上のレベルの問題集・参考書も存在します。
そこは各自志望大学・学部のレベルと割ける時間を考慮して使用するかを決めてください。
しかしいずれにしてもここに掲載したレベルのものを基礎もないのに飛ばすことは危険です。
もう一点、古文に記述問題が出題される大学・学部志望の方で単語と文法のみをやり、いきなり記述対策に入られる方がいますが、古文は英語と同じと考えてください。
読解の基礎を軽視することがないようにしましょう。
様々な事情がありますので、とりあえずというかたちで挙げておきました。
様子をみて補足するかもしれません。
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